2011年8月某日、我々は北の地に向かっていました。もちろん私は西武線ヘビーユーザーとして定期券を使用、いつもの通学のように小手指を通過しました。かなり早くに出たのですが、外は雨模様で嫌な感じの日本の空でした。
そしてあの祭でお馴染みのあのコンビニに立ち寄り、食料や水を調達。しばらくするとS氏がやって来ました。(このへん曖昧)我々はおもむろにゲートへ向かい、歩哨の方と2,3言交わし「内側」に止まっていた新型の大型バスに乗り込みました。中には黒いTシャツを来た若い男が2人。何事もなかったかのように待っていると人がちらほら入ってきます。そしてそのままバスは動き出し、いつものI氏が気付いたら近くにいました(という気がする)。市役所というよりも区役所といったしなびたクリーム色の建物の中に入り、わりかし小奇麗であるが小さい待合室のような所で待たされます。前の方にある小さな(と言っても50インチクラス)のモニターには発着の便名や時間が日本語で表記されていた気がします。そこにもとからいた人たちは皆スーツケースを持って新聞などを読んでいたような気がします。どんな格好をしていたかは記憶にありません。窓の外からは時折物凄い轟音が轟いていました。しかし中で待っていた人たちから放たれる異様な雰囲気に圧倒されてしまったので特に記憶に残っておりません。
しばらくすると人が集まりきったのか、「それらしい」人が前に出てきて色々な説明を開始しました。この際前に出てきた男女2名は期間の際にも見かけたような気がします。物凄く昭和な感じがしました。彼らは我々を写真付きのID表のようなもので確認していきます。何人かは遅れいている様で、予定の時間より遅くに各種説明が終わったような記憶があります。そしておもむろに大きなケースからドッグタグを取り出し、我々に配布し始めました。そして認識票の説明を受けます。なぜその認識票のケースが非常に厳重なものであったのかは最後まで不明でした。
そしてついに外に出るように指示されます。 小雨はまだ降っていてアスファルトが濡れていて歩きづらいです。ちなみに流石に夏なので寒くは無かったと記憶しております。鈍色の空と濡れたドドメ色のアスファルトの間に、大きなドッとしたモノがいました。こいつです。
C-1。もはや迷彩すらよく分からないような最悪の天候である。
乗ります
天井高い
飛びます
エンジンが見えます
おもむろに認識票を取り出してみる。
非常に丁寧に説明して頂きました。
ガタッ
着きました
テンション上がりすぎてすっぽりハマってるI氏
「第5航空団からきたからお前はGOKUUだ!」っていうあの映画を思い出しました。