2012年12月11日火曜日

3/5 博物館・美術館編

このラジオを聞きながら見ることをおすすめします!!!そんな雰囲気なんです1!!

↑アナポリス海軍兵学校とおもわれるバス

国立アメリカ歴史博物館(こくりつアメリカれきしはくぶつかん、英語名The National Museum of American History

スミソニアンの博物館要素の中でも全体的なオールマイティーさを担当する博物館です
大きさも博物館らしい感じの広さなので何かと見やすかった気がします。
半日じっくりコースでちょうどいいでしょう。 


いきなりこの様な謎の展示物から始まります。正直玄関口が一番意味不明だったような…











とにかくまあ、一見するとガラクタにしか見えないような物や半壊、或は全壊した謎の物体など、かなり奇天烈な収集癖のあるオッサンの家、という印象すら受ける展示スペースでございます。特に1階は比較的無機質な感じの展示スペースなのでなんか蛋白な印象を受けるかもしれません。






それでも展示されている物品はアメリカを代表する一級品ばかりであり、ほとんど大体の人が知っている物ばかり展示されています。逆に言えば此処を見ればアメリカの物質面は大体理解出来るんじゃいかというくらいです。

もちろんそれらの全てにある程度のキャプションがついているので何か分からなくても(大体雰囲気で分かる)問題無いです。



展示内容は建国から現在に至るまでを極めてザックリと都合の良い感じにまとめた様な割合です。暗視ゴーグルもまあまあって感じのものです。

このアロハは物凄く発色が良くて是非1枚欲しかったですね。
 物販というかお土産物コーナーももちろんあるのですが、桜フェアみたいなものをやっていて余りめぼしいものがありませんでした。そういう所こそ、このアロハのレプリカ!のような記憶にも残る品物を売って欲しいですよね。



ディズニーの紛れも無いマスターピースであるファンタジアの大円盤。
これが展示されたときはLDも超最先端の未来ツールだったはずなのに何故こうなってしまったんでしょう……LD供養されてるといいですね



なにやらとても貴重そうな物。形が十戒っぽい上に何処と無くナウシカテイストであります。


以上が大体1階のプレーンな展示エリアの展示物です。もちろん実際にはもっとたくさんありますし、そもそも1フロアあたりの面積が尋常じゃないなでこんな感じです。



こっから先は企画常設展示?のコーナーでした。正直コッチのほうが遥かに面白いです。
照明が若干暗くなったのでコンデジだとかなり辛かったです。

何やら怪しげな科学の進歩コーナーです。くらい上に人形のミニチュアがかなり不気味です。


そして突然始まる核コーナー。これがまた非常に凝った作りの展示物ばかりでとても勉強になりました。

初代原子炉やら何やら、英語が読めればもっと深く理解できると思います。


さらにその先に進むともはや「FO3」コーナーといってもいいんじゃないか、というくらいヌカの香りで充満した展示スペースが広がっています。
FO3のサントラ聞きながら見学するとRADも限りなく上昇するでしょう。

















この辺の原寸大核シェルターの展示はもはや購入したくなるほどの完成度。
もう全てが懐かしい。






核に関係するものだったらなんでも置いてしまうその熱意に感服。
日本じゃまずお目にかかれない雰囲気の展示内容でしたー



忍者タートルズの違和感の無さ



こっからはまた別の展示ですかね。
交通の歴史展示も非常に面白かったです。アメリカの鉄道がまだ元気だった頃は非常に泥臭くてカッコいいですね。

しかしこの辺になるともう疲れが非常にたまってて余り写真をとる気力すら起きませんでした…



ジョージ・ワシントンの神格化が著しいアメリカの博物館
これはやり過ぎだろ……

とにかくなんでも置いてあるのでナム戦の戦場もリアルサイズで再現しゃちゃいました的な展示も豊富。










そんな感じの歴史博物館でした。展示物そのものも凄いものばかりなのですが、とくにその展示方法の凝り方は特に凄まじいものがあったと思います。

忍者タートルズは特にヤバかった…



こっからはアートゾーンに入って行くわけですが、とにかく全ての規模が尋常じゃ無くデカイ。とにかくデカイ、意味不明、この2点は常にセットで合ったと思います。

これの姉妹作品、コミケ会場で見た気がする………
 

特に意味不明かつキモかった作品の典型的な例。かつデカイ。


意味不明ですね。
全くわかりませんでした。
板?

これはわかり易かった。多分色々とだるかったんだと思う、作者。


Smithsonian American Art Museum



完全にスカイリムはウィンターホールド大学のアークメイジのアトリウム


こちらは芸術を超全面に押し出した感じの美術館で、何かと格調高い雰囲気が随所に漂っていました。また館内にはフレンチかイタリアンのレストランが併設されているようで、なんだかもうエリートな場所となっています。
もちろん中の展示物は一級品ばかりで(絵の知識が必要に思えた)美しい絵画に感無量でありました。



美術館内では写真の数があまりにも多く、またどれも素晴らしい作品ばかりでしたのでビデオカメラで撮影するという無粋な真似をしてしまいますた。正直肉眼でじっくり見ておクべきでした。といってもあまりにも巨大な上に同じような通路に細かく分類された絵が延々と展示されていたので、正しい見方というか、じっくりと1コーナーを見ていく、というかんじに見れなかったことには反省せざるを得ない感じでした。




このゴンドラが展示されていた美術館と博物館の中間みたいなスミソニアン系列店の名前は忘れてしまったのですが、規模の割りには人が結構多く、展示も結構見やすい感じで家族などが多かったです。




そのさらに前に有名な植物園があったのですが、時間が無かったためパス。
デカイ。

一通りの博物館群の強行視察を終えた後、現実的なアメリカの風景を見にダウンタウンへ南下。

近くに軍港があることをgmapで確認したのでそこまで徒歩で行く事に。ちなみにこの日は終日各自自由行動をしており、入江氏はロッキード・マーティンの本社があるベセスダに地下鉄を利用していってたそうです。もちろんベセスダ・ソフトワークスも本社を置くなどかなりの威圧感に包まれた町ベセスダ、今でも興味が尽きることはありません。
入江氏はサープラスショップに行ってアモ缶とガスマスクのボンベ部と後なんかマガジンロダかなんか買ってました。頭おかしいなこいつ、と思いました。



この日は最後のアメリカを有意義に過ごしたいと思うあまり謎の行動に出てしまった感が大きい日でした。結局午後はひたすら歩く。
治安とかその手の情報には一切触れてなかったので若干不安もあったが、そもそも人がぜんぜんいなかったのでなんとも言えなかった。寒かった。


ボルチモアとか今考えると恐ろしすぎて全く関係ないDCでも恐怖してたと思う。無知は強い。

とにかく人が居ない、の一言に尽きるほど人が全く居ない。
ゴーストタウンといわれたら信じるしか無いレベル。











ユニオンステーション。アムトラックの駅とか初めて見て驚いた。物凄く大きい上に利用者が非常に多かった

最後の晩餐はホステルに最も近かった日本食料理で弁当的なものを食す。
そこそこいい値段する上に酒を自主規制したために何とも言えない夕食となった。
まあ疲れてた。

行きと帰りの便が入江氏とは違うのでダレス空港でお別れ。
最後の最後で入江氏と連絡取れなくなり、また不肖俺の脱力感も相まって、ぼーっとしてたら心配した入江氏が館内アナウンス鳴らしてくれました。本当にすまんかったあん時は。入江氏。空港で館内アナウンスされたこの事実は誇りにしていきたいと思います。

追記:I氏曰く「たしか携帯かなんかで連絡取ろうとはしたけど、館内アナウンスなんて頼む度胸ないww 搭乗時刻ギリギリだったから呼ばれたんじゃね?」だそうです。でもあん時の俺は入江SUGEEEEEEEっ思いました。ドゥフf

帰国。ANAでは快調に食事、飲酒、映画鑑賞を楽しむ。
映画は今となってはもはや伝説となってしまったイーストウッド先生の「ヒア・アフター」。津波のシーンまじすげーな、と思って普通に最後らへんめっちゃ感動してました。まさかあんなことになるとは…
あとはモーターサイクル・ダイアリーズとかその辺。あんまりおもしろくなかった。

成田エクスプレス→新宿→タクシー
お疲れ様でした。日本のどんより天気も意外と似てますねワシントンと。